第6回スマートエネルギーマネジメントシンポジウム
「節電の経済学と、節電を支える制度と技術」
本シンポジウムでは、経済学、電力工学、建築学の各領域で先端を走り続ける学術研究者による「デマンドレスポンス」「先端的電力システム」「カーボンニュートラル実現」に関わる基調講演から学び、今日の電力危機やカーボンニュートラルへの処方箋を考えます。そして、これら課題領域について産官学の各立場から現状と今後の可能性について講演を頂き、電力危機を克服するための産官学共創を議論します。
日時:2022年12月12日(月)(10:00~18:00)(予定)
場所:京都大学東京オフィス(新丸ビル内)【定員60名】(感染症対策のため)
ならびに Zoomオンライン配信によるハイブリッド開催 【Zoom定員(100名)】
主催 京都大学学際融合教育研究推進センター・スマートエネルギーマネジメント研究ユニット
*事前申込制(対面・ZOOMともに事前登録)
申込〆切 12月8日(但し現地・オンラインそれぞれ定員に達し次第締め切ります)
プログラム
9:30開場
開会挨拶 野平 俊之 教授(京都大学エネルギー理工学研究所 兼 本ユニット協議員)
10:00~12:00*
第1部「脱炭素化の新潮流」
基調講演 「カーボンニュートラル実現のための住宅・建築物の役割」
田辺新一 教授(早稲田大学理工学術院・日本建築学会長)
講演① 「企業のネットゼロ戦略とオフセットの役割と課題:海外石油会社とカーボンニュートラルLNGの事例」
Gregory TRENCHER 准教授(京都大学大学院地球環境学堂)
講演② 「農山村地域のカーボンニュートラルにおける営農型太陽光発電の役割 」
尾形清一 准教授 (京都大学大学院エネルギー科学研究科)
(昼食休憩)
13:00~15:00*
第2部「デマンドレスポンス実装に向けた理論と政策」
基調講演「節電の経済学」
依田高典 教授(京都大学大学院経済学研究科・研究科長)
講演①「カーボンニュートラルや電力安定供給に向けたディマンドリスポンス等の活用について」
中島亮 氏(経済産業省資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギーシステム課 課長補佐)
講演②「脱炭素社会実現に向けた日産自動車のEV戦略 」
高橋 雄一郎 氏 (日産自動車株式会社 日本事業広報渉外部担当部長)
講演③「ポジティブ・インパクト・ファイナンス~技術と金融の連携で社会を変える~」
鈴木洋介 氏(三井住友信託銀行経営企画部サステナビリティ推進部)
(休憩)
15:10~17:10
第3部 先進的な電力システムの可能性
基調講演 「電力パケット・オンデマンド伝送による電力システムの革新」
引原隆士 教授(京都大学大学院工学研究科 )
講演① 「電気自動車が創り出す新たな価値 ー まちづくりへの貢献 ー 」
秋月勇人 氏 日産自動車(株)(総合研究所 EVシステム研究所 所長)
講演② 「インテリジェント・デマンドレスポンスとエネルギーサービスの革新」
天内俊介 氏(GridBeyond, ビジネスデベロップメントマネージャー)
(休憩)
パネルディスカッション
「電力危機を克服するための産官学共創に向けて」
閉会挨拶 岡部寿男 教授
(京都大学学術情報メディアセンター・センター長 兼 本ユニット ユニット長)
司会 尾形清一 准教授(京都大学大学院エネルギー科学研究科 兼 本ユニット副ユニット長)