第5回スマートエネルギーマネジメントシンポジウム
新しい分散型の社会コミュニティーへの期待
―再生可能エネルギー、農業、情報をベースに考える―
脱炭素社会の実現に向けて再生可能エネルギー(再エネ)導入の社会的要請が強まっています。広い面積の確保が比較的容易な農村部は、太陽光発電による再エネ生産には適しており、化石燃料エネルギーに依存している現代農業の「脱炭素化」に再エネを使うことができます。農業生産コストを下げることができる場合は、地方での主要産業である農業を下支えできます。さらに、余剰の再エネが生産できる場合は、多くの農村部が「食とエネルギーの供給源」となり、それぞれの地域に産業(ビジネス)を呼び込み、新たな雇用を生み出すと期待できます。その実現には、エネルギーマネジメントと農業の両者をIT技術等によりスマート化させることが必須と考えられます。 このシンポジウムでは、工業生産を中心とした都市とは質的に異なる地域コミュニティーが分散的に形成される、あるいは、させることの意味合いや、実現のための方策・課題等を考えます。
日時:2019年10月31日(木)13:30 - 17:30
場所:京都大学東京オフィス 大会議室(A+B)
〒100-6510 東京都千代田区丸の内1丁目5−1 新丸の内ビルディング10階
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/tokyo-office/about/access.html
主催:京都大学スマートエネルギーマネジメント研究ユニット
共催:産学連携コンソーシアムエネルギーの情報化ワーキンググループ
協賛:グリーンエネルギーファーム産学共創パートナーシップ
定員:80名 【定員に達したため申込受付を終了しました】
参加費無料、どなたでもご参加いただけますが、以下から参加申込をお願いします。
プログラム
13:00 受付開始
13:30 オープニング
13:35-14:05 基調講演 (全体像)
京都大学エネルギー理工学研究所 柴田大輔 特任教授
「再生可能エネルギー駆動型の農業と地域の活性化」
14:05-14:45 招待講演1
環境省地球環境局 井上有希子 課長補佐
「地域資源を活用した持続可能な地域ビジネスを育む地域循環共生圏
~具体的な取組事例の紹介を中心に~」
14:45-15:25 招待講演 2
農林水産省食料産業局 菊池綾子 課長補佐
「農山漁村での再生可能エネルギーの導入」
15:25-15:40 (休憩)
15:40-16:40 (各20分)
講演1 京都大学学術情報メディアセンター 岡部寿男 教授
「Society 5.0(超スマート社会)の実現に向けてのIoTの役割」【スライド】
講演2 京都大学エネルギー理工学研究所 小西哲之 教授
「バイオマスと物質エネルギー循環システムの新しいパラダイム」
講演3 NTTデータ経営研究所 新見友紀子 マネージャー
「グリーンエネルギーファーム産学共創パートナーシップの活動」
16:40-17:20
パネル討論
当日の講演者
京都大学エネルギー理工学研究所 野平俊之 教授
京都大学エネルギー科学研究科 尾形清一 准教授
17:20-17:30 クロージング